介護食とは
介護食とは、高齢者の方または噛む力(咀嚼力)や飲み込む力(嚥下能力)が弱まっている人が安全に食べられるように調理方法などを工夫した食事が「介護食」です。
人間は、加齢によって体の様々な機能が衰えていきます。噛む力や飲み込む力が衰えてしまうと、これまで食べていた料理が食べにくくなってしまいます。
誤嚥を防いだり、食欲を維持したりするためにも、食事に工夫が必要となってきます。
また生活習慣病を伴う場合はそれぞれの疾患に準じた対応が必要となります。
介護食の必要性
加齢とともに食べるための機能が低下すると、食べる楽しみが減り、食べる意欲・食欲の低下につながります。その結果、必要な栄養を取り込むことができずに、低栄養状態や健康状態が悪化する可能性も出てきます。食べるための機能が低下した方にとって、介護食は通常食よりも「食べやすく」「おいしいと感じる」ことができるため食への意欲や楽しみも感じられるようになります。
介護食は、弱まった食べる機能を補ってくれる食事であることが大切です。
かむ力が低下しているならば、やわらかさを調整した食事、飲みこむことが難しいのならば、とろみをつけてまとまりやすく、飲み込みやすく配慮された食事であるかとともに安全に食べることが重要となります。食べる機能が低下しても「おいしい」と味わうことが健やかに生きるために大切な食事となります。
配食のふれ愛相模原南店では「小町」 「普通食」 「やわらか食」 「カロリー調整食」 「たんぱく調整食」 「ムース食」の6食からお選びいただけます。
また、おかゆや刻み食のご要望やアレルギーをもった方のお弁当のご相談など無料でお応えしていますのでお気軽にお申しつけください。高齢者様の食の状況に合わせておかずの形状なども食べやすいよう「通常」 「一口大」 「刻み」 「極小」 「極小のとろみ付き」 個別に対応させていただいております。
「通常」
通常のそのままの個体でお持ちする一番多いご注文の形です。
「一口大」
食べる際にあらかじめ一口に切ってあります。食材の歯ごたえを残したい方にお勧めです。
「刻み」
咀嚼が気持ち困難な方にお勧め、味を楽しみたいが噛むのが100%でないとお困りの方にお勧めです。
「極小」
刻み食よりさらに細かくしてあります。普通食の味が良い、でも咀嚼が極めて困難という方にお勧めです。味を楽しんでそのまま飲み込んでも支障ありません。
「極小のとろみ付き」
食通常の極小にとろみをつけたタイプ。咀嚼、飲み込みも困難な方にお勧めです。喉の通りが非常に良いです。